ご挨拶

　初夏のやわらかな日ざしが若葉に降りそそぐ頃となりました。卒業生の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申しあげます。

　平成26年6月14日、平塚市のホテル　サンライフガーデンにて東海大学体操競技部同窓会設立総会が開催されました。何かとご多用のところ三栗　崇先生をはじめ、全国から50名を超える卒業生の皆様にご参加いただき感謝申し上げます。総会は、同窓生物故者へ哀悼の意を表した黙祷に始まり、発起人代表挨拶、赤羽綾子部長挨拶代読に続き、同窓会の設立が全員のご賛同を頂いて承認されました。その後、議事に入り議案第１号「同窓会会則の制定について」、第２号「平成26年度事業計画について」、第３号「平成26年度収支予算について」、第４号「役員の選任について」参加者全員のご賛同のいただき各議案が承認され、東鷗会が洋々と発足したことをご報告申し上げます。

　懇親会は、会長挨拶に続き、顧問の三栗　崇　先生からご祝辞を頂きました。名誉会長、池崎俊郎氏(１回生)の乾杯ご発声の後、幹事長、山下孝四郎氏（１回生）、副会長、安達知子氏（３回生）監事、増田幸男氏（３回生）幹事、横山正明氏（５回生）事務局長、小河原慶太氏（20回生）から懐かしい思い出や東鷗会発足を祝うスピーチが行われました。現役キャプテン松本拓也君、秋葉紗英君からは、インカレにかける力強い思いが伝えられました。副キャプテンの下妻亮介君？のユニークな飛び入りスピーチや各年代の紹介があり、神奈川県支部長、石井節雄氏（３回生）により中締めが行われ総会、懇親会が懐かしい皆様のご参集のもと盛会に行われました。その様子は東鷗会HPに写真集として掲載しています。

　我が東海大学体操競技部は、昭和42年（1967年）に部が発足して以来、47年が経過し、そろそろ50周年を迎えようとしています。その間に、約500名の卒業を輩出してきました。そして、男子はインカレ３位、全日本選手権3位。女子はインカレ優勝、全日本2位という成績をおさめた時期がありましたが、近年は2部での試合が続いています。草創期の卒業生は、すでに還暦を過ぎ、退職を迎えるようになりました。同期の集まりや、各地で集まりがあるたびに、同窓会を設立したいという思いが募り、有志が集い、発起人となって準備しました。「学生への支援を安定して行い、東海大学体操競技部を応援したい。」また、「ＯＢ会員の親睦や相互の交流をさらに深めていきたい。」という思いを、そのまま事業目的としました。本会は、会員の皆さんから年会費を納付していただき、その範囲内で学生への支援活動を行います。会員名簿の整理のため、各年代キャプテンを中心とした確認とともに、都道府県支部長を選出し各地域での確認を行います。支部長は、インカレや東インカレが巡ってきた際には、応援団長となって地元の支援をお願いします。

　試合着につけたエンブレムの東海大学の校章とカモメから、同窓生の思いを籠めて命名された東鷗会。結びになりますが、本会の活動が母校の後輩の励みになりますよう、また、体操を通じて多くの方に勇気と元気を与えられますよう、皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

（2014.6.19掲載）